私は、精神科デイケアで、毎日お米を研いでいます。
精神科デイケアとは、精神に障害を持つ人たちの、治療のための施設です。
そこで、皆で食べるお昼ご飯のお米を、毎朝私が研いでいるんです。
本当はお米を研ぐのは、施設の利用者さんでも職員さんでも、誰でもよくて、係は決まっていません。
ある日の朝、私は職員さんに「お米を研いでもらえませんか?」と頼まれて、お米を研ぎました。
それをきっかけに、「今日もお米研ぎます!」と自主的にお米を研ぐようにしていたら、いつの間にか私がお米を研ぐ係のようになっていました。
もう1年以上も、毎朝毎朝、精神科デイケアをお休みした日以外は、私がお米を研いでいるんですよ。
ルーチンワークが大切なんです
手順が決まりきった作業、つまりルーチンワークを、毎日の積み上げに活用できます。
ルーチンワークがあると、行動しやすくなるんです。
たとえば、朝起きたら、顔を洗って、お水を飲んで、お手洗いに行って、歯を磨いて…というのはルーチンワークです。
もしも、これがないとしたら、行動に対するハードルは高くなります。
「起きても、何をしていいのかわからない…」
「億劫だ…」
「それならこのまま寝ていよう…」
となってしまい、行動に移しづらくなります。
でも、「起きたらまず顔を洗う」と決まっていれば、起きるハードルは下がるんです。
私は精神科デイケアでお米を研ぐのをルーチンワークとしています。
お米を研ぐのを利用して、精神科デイケアに通所することや、精神科デイケアでの他の作業や行事に参加するハードルを、下げているんです。
毎日ハッピーノートを
そのルーチンワークのひとつとして、私はハッピーノートをオススメします。
ハッピーノートは箇条書きスタイルの日記アプリだと考えることができます。
箇条書きですから、書き込みは簡単で、1日に数分あれば終わります。
そして日記ですから、基本的には毎日使うものです。
かんたんで、しかも毎日使うものなので、ルーチンワークに適しているんです。
毎日の積み上げのために。
毎日の行動のハードルを下げるために。
ハッピーノートを使いはじめてみませんか?