チャーミングな友達
友達のKさんは70代。
いつも耳に品の良い、小ぶりのイヤリングをつけていて、姿勢もピン!
何より話されることがいつも温かくポジティブで、一緒にいてとても気持ちのよい人です。
体の疲れる仕事をされているのに、愚痴など聞いたことがありません。
その秘訣は何でしょう・・・?

脳にネガティブを信じさせない
ある日おしゃべりをしていてKさんが言いました。
「私もつい『もう年だから』って自分に言っちゃうことがあるのよ。
でもその後はいつも付け足すの。『でも、そのわりには若く見えるんじゃない?』って」
「『腰が痛い』って言った後は、『でも、よく歩いてえらいわよね』って付け足すようにしているのよ」

ふむふむ。
これがKさんの魅力的な人でいる秘訣だったのですね。
私たちの脳は、ある意味とてもすなお。
聞いたことは何でもその通りに受け取ってしまうのです。
たとえ冗談や謙遜で言ったことでも、そうか、自分は年なのか、そうか、自分はだめなのか、とそのまま信じてしまいます。
無意識に、自分は年でだめなんだ、と思い込んでいる人と、年のわりには若い! がんばっている!と思っている人。
どちらが魅力的かは明白ですよね。
それでも、ついつい愚痴めいたことは言ってしまうもの。
そんな時は、「でも、・・・」とポジティブなことを付け足すと、脳は最後に言ったポジティブなことのほうを信じてくれます。
あなたも、ついネガティブなことを言ってしまったら、「でも、そのわりには・・・」とポジティブなことを付け加えてみませんか。

3秒ルール
ここで難しいのが、ネガティブなことを言った後、すぐにポジティブなことで上書きする必要があること。
3秒以内が有効と言われています。
3秒以内にポジティブなことを付け足せるか。
そのために、普段からハッピーノートで「よかったこと」にビビッと反応する習慣をつけておくのはどうでしょう。
ハッピーノートは、一日にあった「よかったこと」を3つ書き込んで、ポジティブなことを探すアンテナを長〜くするツールです。
ついネガティブなことを言ってしまっても、3秒以内にバシッとポジティブなことに言いかえて、ご機嫌な気持ちを保てる人になりましょう!