私がハッピーノートと出会ったのは、本当に何気なくも辛く苦しい日々を送っている時でした。

私は30代独身、周囲からすれば結婚や出産を急かされてもおかしくない状況でした。

しかし、私は周りに流されずいつか自分にあった人と出会った時に結婚や出産はできると思っていたので焦ってもなく日常を過ごしていました。

ですが、周りは既婚者だらけで、毎日のように早く家庭を持つようにと言われる日々。

そんな毎日が辛く苦しかったです。

そういう日々を過ごしていた時、私は一人の人に心奪われました。

大切だなと思える人ができたのです。

その人と日々は、暗かった自分の生活を輝かせてくれました。

窮屈な毎日からなんとなく抜け出して、私は楽しい毎日を過ごせるようになりました。

この人だったら、そう感じる中そううまくはいかず、相手にも別の大切な人がいました。

それを知ったとき、私は絶望ではなく身を引く覚悟をしました。

その人の幸せを祈りたいと思ったのです。

自分の気持ちに蓋をすることは、とても辛かったですがそれでも、大切に思える人が笑ってくれている方が私は嬉しかったです。

こうやって考えるだけで、自分は成長できたんだと実感しました。

ただそんな毎日も長くは続かず、大切な人と環境が変わることになり私の生活は一変しました。

ただ一緒にいるだけで幸せだった生活は終止符を打ちました。

そんな私の生活は、また元通りです。

人というのは不思議なもので、前はなかった幸せを一度味わってしまうと、それがなくなったとき本当にぽっかり穴が空いたような気になり、耐えてきた苦しい生活が幸せを知った後だと倍くらい苦しく感じるのです。

耐えて耐えて辛くて、1人車の中で泣くことも多くなってしまいました。

そんな時に出会ったのがハッピーノートでした。

Twitterで誰かがリツイートしているのを偶然見かけ、1日3つハッピーだったことを書き込むということに、興味を持った私は真似して1日ハッピーだと感じたことを探してみました。

すると、不思議なことに暗く苦しかった生活だと思っていた一日の中にも素敵なことが隠れていることを知り、それだけで気持ちがすっと楽になりました。

そこから私は正式にハッピーノートを始めました。

確かに苦しいことも辛いこともあります。

でもハッピーノートを書くことで、暗闇から宝石を見つけることができ、その喜びを感じられる。

幸せのまま眠ることができる。

その、ありがたみを知って私は少し笑顔が増えた気がします。

ハッピーノートがあることで、私は今まで見落としていた大事な嬉しいことや楽しいことを思い出すことができるから、今は充実した毎日を送っています。

ハッピーノートと出会えて良かったです。

そして私のいつかの目標は、ハッピーノートに「大切な人ができた」と書くことです。

それができるまで、私はポジティブに成長しながら自分磨きをしていこうと思います。

なお